グラフィックデザインは人を前向きにするって本当?生徒さんの声から検証してみる

職業訓練校の講座は主に3項目+α

私が講師を務めさせていただいている職業訓練校の
グラフィックデザイン・アニメーション科が
暖かい春の日差しの中、昨日修了日を迎えました。

グラフィックデザイン・アニメーション科では
Adobe Illustratorのほか、
Adobe Photoshopの基礎演習でグラフィックデザインを学び、
Adobe Character Animatorで
オリジナルキャラクターを動かす演習を行いましたが、

仕上げの卒業制作として
グループに分かれて一つの作品を作成しました。

グラフィックデザイン・アニメーション科を選んだ理由、不安もさまざま

「無遅刻、無欠席を目指そう」
「みんなをリードする存在になろう」
「無理だと思って敬遠してた、新しいことにチャレンジしよう」
「人付き合いが苦手で、知らない人と話すなんて不安だけど、自分を克服したい」
「絵が上手い人だけが集まってるんじゃないか?と不安」

これまで生きてきた環境やスキルは
みなさんぞれぞれ、バラバラで
学ぶ理由も様々でした。

もちろん、パソコンそのものが苦手な方もいれば、
zoomに至っては、7割くらいが初体験。

目標達成できた?

さて、入る前に掲げた目標は
達成できたのでしょうか?

Illustrator、Photoshopの基礎的な技術はというと、

「苦手と思ってた絵も描けてびっくり!」
「図形の組み合わせで作れるって本当だった。」
「やってみたら出来ちゃった。びっくり。気づいたら作業に没入。」

などの感想の通り
みなさん習得され、

欠席してる仲間を写真で合成するくらいはお手の物!

頼もしく成長されて、
私の目は細~く遠くを見ております。

眩しいよ!みんな、
みんなが自分で頑張ったから。

技術以外の目標はどうだったでしょう?

「苦手なことにも挑戦できて世界が広がった」
「遅刻なしは達成、みんなを引っ張ろうと頑張れた。できた反面 、最後、やっぱり凹んだ」
「学校の勉強に付いていけなかった理由が判明した」
「学ぶ方法が理解できた」
「みんなの作るものを見て刺激になって、意欲が続いた」
「自分の限界を作らないことで、可能性が広がった」

みなさん、それぞれ
時間的な都合や環境の違いがある中で
時につまづき、挫折を感じる時もあったようです。

でもやってみて、
やり遂げてみて、
見えるものがあったのならば、
それは私の喜び、生きる糧となり
私の心に魔法がかかった気がいたします。

みなさん、本当にありがとうございました。

うみぞう

Share on twitter
Twitter